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土地探しから始める家づくりのポイント【資金計画編】

賃貸住宅にお住まいの方が一戸建ての計画を始めるとき、多くの方がまず最初に向き合うのが「土地探し」です。
親族の土地を譲り受けられる場合などを除き、ほとんどの方にとって土地探しが家づくりのスタート地点となります。
しかし、実際には「なかなか良い土地が見つからない」「どうやって探せばいいのか分からない」と悩むケースは少なくありません。その結果、本当はこだわりを詰め込んだ注文住宅にしたかったのに、妥協してそのまま住める建売住宅を購入することになった……というお声を聞くこともあります。
「それでも諦めず、理想の土地を見つけて自分たちの想いを叶える注文住宅を建てたい!」
今回は、そうお考えの方に向けて、土地探しで失敗しないための「資金計画の立て方」について詳しく解説します
 

土地を探す前に必ずやってほしい「資金計画」

土地を探し始める前に、絶対にやっていただきたい重要なプロセスがあります。それが「全体の資金計画」です。
具体的には、家づくり全体にかけられる予算の大枠(総予算)を、大まかでも良いので最初に決めておくことを指します。土地探しはこの大枠を決めてからスタートすることをおすすめします。
総予算を算出するのは、決して難しいことではありません。以下の4つのステップに沿って数字を入れていくだけで、無理のない予算感が見えてきます。
 

総予算を算出する4つのステップ

STEP 1:家づくりに充てられる「自己資金」を設定する

まずは現在の預貯金の中から、家づくりの頭金や諸費用として出せる金額を設定します。
【例】
「貯金は500万円あるけれど、手元に予備費として100万円は残しておきたいから、自己資金としては400万円に設定しよう」
このように、生活防衛資金を残した上で無理のない金額を設定するのがポイントです。
 

STEP 2:月々・ボーナス時に支払える「返済金額」を設定する

現在の家賃がベースの比較基準になります。「現在の家賃と同額に収める」のは難しい場合もありますが、家賃+αでどこまでなら毎月無理なく支払えるかを検討しましょう。
その際、毎月の家賃だけでなく、以下の費用も手元に残る資金としてプラスして考えることができます。
 
● 現在支払っている駐車場代
● 住宅購入のために毎月積み立てていた貯蓄分
● 見直しによる生命保険料の削減分

  • 住宅ローンを組むと、多くの場合「団体信用生命保険(団信)」に加入します。万が一の際にローン残高が0円になる保険のため、現在加入しているプライベートの生命保険を削減・見直せる可能性があります。

● 住宅ローン減税(控除)の還元分

  • 住宅ローンを利用すると、一定期間(新築の場合原則13年間)、年末のローン残高に応じて所得税や住民税の控除(還付)が受けられます。この戻ってくる資金も考慮することで、より現実的な月々の返済計画が立てやすくなります。

(※控除限度額は建物の環境性能や家族構成によって異なります)
 

STEP 3:年齢から想定する「返済期間」を設定する

住宅ローンの返済期間は、借り入れ時の年齢によって変わります。
一般的に最終返済年齢の上限は80歳未満と設定されていることが多いため、たとえば45歳の方であれば35年返済が可能です。また、より若い世代であれば最長50年まで組み込める長期住宅ローンも登場しています。
ご自身の年齢と今後のライフプラン(定年退職の時期など)を考慮して返済期間を設定しましょう。
 

STEP 4:「借入金利」を設定する

金利は利用する金融機関や、「変動金利」か「固定金利」かによって大きく異なります。
昨今の金利動向や将来の推移予想に合わせて選択する必要がありますが、将来的な金利上昇のリスクを抑えて返済額を確定させたい方は「固定金利」、現状の低い金利メリットを優先したい方は「変動金利」といった形で、ご自身の考え方に合わせた金利を設定して試算します。
 

総予算から「土地代」を逆算してコントロールする

ステップ14を設定してシミュレーションを行うと、ご自身が無理なく借り入れできる「全体の総予算」が算出されます。
ここからが最も重要なポイントです。全体予算が出たら、以下のように資金を配分していきます。
 

まずは「希望する建物の建築費」から考える

土地探しで失敗しない最大のコツは、「まず買いたい土地を探す」のではなく、「建てたい家の大きさや性能・仕様にかかる建築費」を先に把握することです。
ご家族の人数や叶えたい暮らしから必要な延床面積を割り出し、希望する性能(高断熱・高耐震など)を備えた場合、建築費がいくらになるかを工務店に相談してみましょう。
 

【予算配分のシミュレーション例】

  • 全体予算: 4,000万円
  • 建築予想費: 3,000万円(希望の広さ・性能を考慮)
  • 諸費用(登記・ローン手数料など): 200万円
  • 土地取得に割ける費用: 800万円4,000万 - 3,000万 - 200万)

この場合、「土地予算800万円」を目安にして土地探しを行うことで、後から「予算が足りなくて希望の家が建たない」という失敗を防ぐことができます。

  1. 土地探しを始める前に住宅会社へ相談すべき理由

建築費をあらかじめ把握せずに土地探しだけを先行させてしまうと、次のような後悔につながりがちです。
 

  • 良い土地を見つけて購入したものの、建築費が予想以上にかかり、家の性能やデザインを大幅に諦めることになった
  • 予算オーバーを恐れて安い土地を買ったが、実はもう少し建築費を抑えられたため、もっと立地の良い土地が買えたはずだった

 
こうした失敗を防ぐためにも、土地を探し始める前に、気になる工務店やハウスメーカーに資金計画の相談をしておくことをおすすめします。
 

まとめ:カジワラホームの資金計画・土地探しサポート

土地探しからスタートする注文住宅だからこそ、最初の「資金計画」と「予算の配分」が成功の鍵を握っています。
カジワラホームでは、お客様ひとりひとりのご状況に合わせた個別の資金計画相談をお受けしています。また、提携しているファイナンシャルプランナー(FP)とともに、将来の教育資金や老後資金といったライフプラン全体を見据えた無理のない総予算の算出をお手伝いしております。
「何から始めればいいか分からない」「自分たちの適正予算を知りたい」という方は、ぜひお気軽にカジワラホームまでご相談ください。
 

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